アクティビスト（物言う投資家）のビル・アックマン氏、３月の運用成績がプラス11.1％
アクティビスト（物言う投資家）として有名なアメリカの投資家でありヘッジファンドのマネージャーであるビル・アックマン氏率いるパーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントの３月の運用成績がプラス11.1％となったことが明らかになった。
パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントは、運用資産73億ドル（約7900億円）、10銘柄をロング（買い持ち）としており、今年これまでの成績はプラス3.3％。同社のウェブサイトの掲載資料で明らかになった。米Ｓ＆Ｐ500種株価指数は３月だけで12.5％、年初からでは20％余りそれぞれ下落している。
全世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各国の市場が大混乱する中、ヘッジファンド業界大手の一角は成績不振に陥っている。
３月25日の投資家向け書簡によれば、アックマン氏は新型コロナの影響に備えパーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントのポートフォリオのヘッジに約2700万ドルを費やしていたが、そのヘッジの解消に伴い26億ドルがもたらされた。
原題：Ackman’s Hedge Fund Gains 11% in March After Recovery Bet (1)（抜粋）
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